緑茶は、お茶の新芽〜摘み取る時期や育て方により、種類が分かれます。
産地やその年の気象条件によりますが、新芽の出る4月初めから5月頃に摘み取られるものが新茶とされています。
煎茶やほうじ茶などは、茶葉の量を温かく飲むときの2.5〜3倍で濃い目に入れて、氷を入れて冷たくすると簡単で美味しいです。
玉露や上級煎茶(深蒸し茶など)などのうまみ成分を多く含むお茶は、冷水(氷と水)で抽出すると渋味を抑えて、充分なうま味が味わえます。
冷水200mlに対し、 茶葉6g 程度(ティースプーン3杯が目安)をガラスポットなどに入れ、3分ほど浸出させます。
茶こしで茶葉を濾して、冷茶グラスに注ぎます。
煎茶は、もっとも一般的なお茶として日本中で飲まれている摘んだ後発酵させずに乾燥させた緑茶です。上級煎茶などのうまみ成分の高いものは、80度ほどの低温で抽出してうま味を引き出すのがおすすめです。
一人分の湯飲み×2杯(200mlくらい)に対し、 茶葉4g 程度(ティースプーン2杯が目安)を急須に入れ、煎茶ならポットの湯をそのまま、上級煎茶なら一度湯飲みに取ったものを急須にそそぎます。
30秒ほど浸出させ湯飲みに注ぎます。最後の一滴までしぼり、残った茶葉は急須の真ん中にくるようにトントンたたき、蓋をすこしずらして、茶葉が蒸れないようにしておくと、二煎めも熱めのお湯でを使って美味しくいただけます。
昆布や海苔にたとえられる「覆い香」、豊かなうま味の玉露は、低温のお湯でじっくり時間をかけてうま味を引き出すのがコツです。温度は、湯沸かしポットのお湯が90℃、湯飲みに入れるたびに10℃程度下がるのを目安にします。
一人分の湯飲み×2杯(200mlくらい)をポットに入れ、湯飲みに注ぎます。 茶葉6g 程度(ティースプーン3杯が目安)を急須に入れ」、湯飲みのお湯を急須にそそぎ、2分ほど浸出させ湯飲みに注ぎます。
最後の一滴までしぼり、残った茶葉は急須の真ん中にくるようにトントンたたき、蓋をすこしずらして、茶葉が蒸れないようにしておくと、二煎めも厚めのお湯でを使って美味しくいただけます。
ほうじ茶は、香ばしい香りとさわやかな味が好まれます。熱湯でいれるのが香ばしさを際立たせるコツですが、水出しで独特の甘みを出す冷茶も上品な飲み物として人気です。
一人分の湯飲み×2杯(200mlくらい)に対し、 茶葉8g 程度(ティースプーン4杯が目安)を急須に入れ、熱湯をそそぎ60秒ほど浸出させ湯飲みに注ぎます。
最後の一滴をしぼりとるようにすると良い茶葉なら、四煎くらい美味しくいただけます。
水出しの場合は、茶葉20g程度(大さじ山盛り3〜4杯)を、湯冷まし1リットルにそそぎ、容器のふたをしっかり閉じて冷蔵庫で30〜40分浸出させます。