提唱の背景
2016年に安倍首相の指示で着手された【働き方改革】。一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジといわれ、企業においてもさまざまな試みが進められています。
キーワードとされるようになった【働き方改革】。コニカミノルタでは、15年前からwork-style-design
(ワークスタイルデザイン)というスローガンで取り組んできました。2013年に「働き方変革プロジェクト」を発足し、それまでのWSDの取り組みが大きなうねりになり、確かな成果をあげています。コニカミノルタの事例をご紹介しながら、すぐに取り組める形でご提案します。
2016年に安倍首相の指示で着手された【働き方改革】。一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジといわれ、企業においてもさまざまな試みが進められています。
具体的に何をどう変革するのかを検討する「働き方改革実現会議」により、示された方向性があります。
示された方向性を具体的に取り組むには、就業規則や賃金体系・組織体系など、経営基盤にかかわる事柄に端を発します。例えば、労働時間を短くして賃金引上げは難しい課題です。今と同じように働いて時間を短くすれば、業務成果は下がるのですから、計算上は難しいものとなってしまいます。子育て支援にしても、時短勤務や産休・育休の生産されない期間をまかなうのは同僚で、そこへの負担は労働時間やサービス残業というかたちになりがちです。
課題
この課題に対して、企業に関わる全ての人が、「こうすれば、私はこうできる」、「こう変えれば、みんながこうなる」という見解とアイデアを出し合い、お互いを活用できる働き方・働くスタイルを明確にすることが最も大切なことです。
コニカミノルタジャパンでは、2013年から「いつでも・どこでも・だれでも働ける環境つくり・・・」を目指した実践に取り組んでいます。
bizconcieでは、働く人たちの「自分たちで改革する」をお手伝いできるアイテムをご提案します。
目的・変えたい希望やお困りごとから、選んでみてください。
限定スペースのフリーアドレス化、ミーティング&リラックススペースの設置、デスクなどのオフィス家具導入や簡単なレイアウト変更といった、小規模・低予算でチャレンジできます。
明るい空間、軽快な雰囲気、仲間同士のコミュニケーション活性化など、予想以上の効果が期待できます。
例1
メンバーは、出社すると持ち物をロッカーに収納し、PC・スマホ・業務に必要な資料などを持って好きな場所で作業します。文房具や事務用品は共有し、最低限を保管。業務終了時に返却し、ロッカーにPCや継続中の資料を保管し、退出します。
例2
空いている窓際やデッドスペースなどでも、ユニークなコーナーが作れます。ハイテーブルやカウンターをセッティングして、スタンドワークもコンセントレートワークも、雑談&休憩も可能になります。
ホワイトボードで仕切れば、アクティブなミーティングスペースにも!
ICTを活用して会社以外の場所で働く勤務形態で注目される【テレワーク】は、モバイルワーク(モバイル端末を活用し、外出先でもスムーズに業務が可能)、在宅勤務(自宅で業務)、サテライトオフィスワークの3つが主流です。
モバイル機器やセキュリティ対策、クラウド環境の整備などで一人から始められます。在宅勤務の場合は、働くモチベーションを持続させるためのアイテムなども準備をしておくとよいでしょう。
例1
公園のベンチや電車の中で、ノートPCを使っている場面もよくありますが、ほとんどがメールです。モバイルワークは、会社のサーバから欲しいデータや資料を探し更新・出力したり、見積書の作成・出力などもストレスなく行える必要があります。
例2
在宅勤務は、一人ひとりに任せた環境になりますが、最低限のビジネス環境を整える提案は必要です。
ラックを使う事でデスクを快適に、ホワイトボードを間仕切りや目隠しに、鍵付きロッカーで備品は収納して時間の区切りをつけましょう。
また、イスも重要です!業務に集中できるよう、モチベーションを維持できる工夫が大切です!
ICTが一般化する中、共有が進まない、周知徹底ができないなど悩みは尽きません。
一人ひとりのデスクトップやモバイル機器に多くの情報や資料が保管されているにも関わらず、活用しきれていないのが現実です。
現在では、クラウドのストレージやグループウェアも使いやすくなり、付随する機器も様々なものが販売されています。使う人たちが最適なツールを選び、慣れることが一番です。
例1
データを保管・保存する場所を指すストレージ。使用するPCやスマホ内の情報だけでなく、外付けハードディスクに各々がアクセスできれば重要な情報の共有が簡単に!クラウドストレージを加えれば、バックアップと社外からの共有がスムーズになり、どこでも仕事ができる環境を実現します。
例2
貴重な資料を共有できると、成果アップ・時間短縮に!作成してくれたメンバーへの感謝はキーポイント。ドリンク1本やカップ麺1個にメッセージを添えたり、伝言ボードでメッセージをやりとりすると、よりコミュニケーションが広がります!
スキャナで電子化、様々な決済もIT化すると、溜まることなく滞ることなく、ストレスフリーに働けます。書類や資料のデジタル化でペーパーレスを促進すると、空間のゆとりを作り出します。
さらに、“ 見える収納” を推進すると、一人ひとりの違った目線で、無駄な物や不要なもののストックを抑止でき、保管する紙も探しやすく、本当に必要なものを大切に使う事が可能になります。
例1
個々の保存する書類は、袖机や書庫を占領しています。以前の書類は業務の合間に整理し、これからは入手と同時にスキャン・保存の習慣をつけましょう。共有サーバーに格納するときのフォルダ名やファイル名の付け方をルール化するのがコツです。複合機でのスキャンには、自動でファイルを分類する「仕分け名人」が便利です。
例2
パソコンの画像を大画面に映し出し、その画面上で直接操作、書き込みができるインタラクティブホワイトボード(電子黒板)なら複数で同時に書き込めるので提示資料の画期的な検討・改善案が会議できます。またコピーボードやプロジェクタを使って、結論はすべてデータで配信する!ペーパーレス&効率化を目指します。
誰でもフラットな目線で、ちょっと話をしようという感覚で、気軽に相談や打ち合わせができるスペース。一人一人のアイデアで、ミーティングやプチパーティなどもできる多目的スペース。
そんなアグレッシブなスペースであれば、社外の方々も含めて話もでき、より斬新な発想や解決策が見いだせます。電動スクリーンを設置したり、インタラクティブなホワイトボードで、全員参加型のブレストや研修も可能に。会議やミーティングのカタチを変えることで、働き方が変わります。
例1
複数で使える引出しのないワーキングテーブルは、個人の荷物はロッカーに保管してPCと最低限の事務用品でデスクワーク。打合せが必要な時にメンバーで席を近づけその場で会議。業務に必要な筆記具からテープやホッチキスなどを共有用品として1か所に保存するのがワーキングテーブル活用の鍵になります。
例2
デザインや機能が多彩なフォールディングテーブルは、重ねて片付けることができるので、会議やセミナーのない時は、床面をフリーに使えます。部屋のアクセントになるカラフルチェアやスツールを配置したり、健康器具やマットを用意すれば、ストレッチもできるリフレッシュスペースに早変わりします。
例3
インタラクティブホワイトボード(電子黒板)のプロジェクタータイプなら、ノートPCやタブレットからパワーポイントなどの資料を大画面で表示し、書き込みや保存ができます。小さなテーブル付きのチェアで膝をつき合わせると、議論に熱もこもり、集中力も増します。移動可能なので、講義にも研修にも最適な組み合わせです。