高知県は南海トラフ地震が発生した場合、日本で最も高い最大34.4メートルの津波が想定されるなど、大きな被害が予測されています。このため、地震による被害を最小限にとどめるため、行政のみならず一般企業や住民の皆様を含め、地域社会全体が一体となって防災・減災対策に取り組んでいます。
また、地震以外にも台風や集中豪雨など幾度となく大きな自然災害に見舞われており、その度に新しい知恵や技術を生み出すことで、それらを克服してきた歴史があります。
県内ではこうした知見と、「南海トラフ地震の厳しい被害想定が明らかとなった今だからこそ」という危機感と同時に強い使命感から、防災・減災に向け、真剣に、ひた向きに応えようとする企業によって、災害現場で役に立つたくさんの製品や技術が生まれています。