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やってみました!コニカミノルタの働き方改革「新型コロナ対応編 オフィスの対策」




コニカミノルタジャパンではこれまで2013年から働き方改革の自社実践を進めてきました。
自社実践にて変わってきたコニカミノルタジャパンの働き方やオフィスのアイデアを随時ご紹介していきます。




新型コロナ影響下でオフィスでの働き方が変わったり感染予防対策をしていたりと、ここ数ヵ月に色々な工夫をされているかと思います。
コニカミノルタジャパン内の働き方も大きく変化しました。今回はこれまでとは異なる新しい社内ルールやオフィスで働く上での工夫など感染予防対策についてご紹介します。


オフィスでの対策
現在コニカミノルタジャパンでは、緊急事態宣言下以降も在宅勤務やテレワークを推奨しています。
オフィスへ出社が必要な場合は、上長へ事前に出社日と理由を報告しており、オフィスへ出社する人数は以前に比べかなり減っています。





オフィスで働くときには、各個人がソーシャルディスタンス(近くの人との距離が1.5m以上)の確保をしています。
もともと固定席ではなく、フリーアドレスを実施していたため席を自由に選べることで空いているスペースを探して座ることができソーシャルディスタンスを確保しやすくなっています。

また執務エリアの換気については、入り口の扉を常に開放しています。浜松町オフィスでは窓を開けることができないためこのような工夫をしています。
会議室などの密閉空間では、基本的には扉を開けて会議を行うようにしています。




感染防止対策の社内ガイドライン
感染防止のための基本的な行動指針として、社内のガイドラインを作成し状況によって内容の更新を行い社員へ向けて定期的に発信されています。
 
出社が必要な際の予防行動徹底
・出社前に必ず検温を行い、発熱(37.5℃以上)、咳、強いだるさ、息苦しさ等の症状がある場合は出社しない。
 ※就業中に上記症状が現れた場合には、直ちに帰宅する。
・通勤時はマスクを着用し、時差出勤の活用、混雑した車両の回避など、人との接触を極力減らす。
・出社したら必ず手洗いまたは手指のアルコール消毒を行う。
 ※手洗い・アルコール消毒は、会議等で場所を変える前後にも行う。

 


オフィスにおける「三密」対策の徹底
@「換気のない密閉された空間」
 ・30分を目安に室内の換気を実施する。
 ・窓がないなど換気が困難な場合には、ドアを開けた状態とする。
A「多数の人員による密集された場所」への対策
 ・定員の半分程度の人数を目安とし、離れて着席する。(1席空けるあるいは1〜2m以上離す)
 ・向かい合っての会話を避けるため、斜めに着席する。(下図参照)



B「会話など近距離で行われる密接な場面」への対策
 ・症状の有無にかかわらず、オフィスでの勤務中は必ずマスクを着用する。
 ・人と近距離で会話をしない。
 ・30名以上かつ1時間以上の会議は行わない。


来客対応時の対策
コニカミノルタジャパンの浜松町オフィスでは、6月1日よりショールーム・面談受付の来客を再開しています。
再開にあたって、お客様と従業員とその家族の健康・安全を最優先した感染予防対策の運用を新たに実施しています。

総合受付へお越しいただいたら、入り口と受付カウンターに設置しているアルコール消毒をご利用いただき、受付カウンターにて非接触型体温計にご協力いただいています。

 



受付カウンターには飛沫防止パーテーションを設置しており、受付スタッフはフェイスシールドを着用し感染予防を実施しています。玄関ドアノブ、商談テーブル、イス、展示機器などは定期的な消毒を実施しています。



これまではお客様にご来社いただいたら、ゲストカードをお渡しし、首から下げていただいていましたが、現在はゲストカードをシール化して使い捨てるタイプへ変更しています。
また、受付順番待ちの間隔確保へのご協力とご来社いただいたお客様がマスクをご持参でない場合は、受付でお渡ししています。



そして、ショールームにはご来社頂いたお客様と面談する商談スペースが7つあります。
現在はそのうち4ヶ所のみ使用し、間隔を空けた対応をしています。商談スペースには対面の飛沫防止パーテーションの設置と自由に使えるアルコール消毒も設置しています。

 


上記、感染対策についてお客様へご案内の上、ご来社いただいています。
コニカミノルタジャパンの浜松町オフィスでは、以前に比べるとご来社人数は減りましたが、現在もショールームでの実機デモンストレーションやオフィスツアーを実施しています。


 
CHINAのちょこっと体験談
緊急事態宣言下以降も私は在宅勤務を継続しており、会社へ出社するのは月3〜4回程になっています。
私が出社している執務エリアは内勤をしている社員が多いため、普段であればあまり座席数に余裕はないのですが、現在会社に行くと出社している社員の方が少なく、周囲とソーシャルディスタンスを保つ席を自ら選択することができています。

フリーアドレスを実施していたことで、人と距離を取った場所に座ることが容易にできるので、ソーシャルディスタンスを保つためにデスクを動かしたり、荷物を移動させたりする必要もなく、飛沫防止のパーテーションを設置する必要もないと感じます。

しかしフリーアドレスの場合、自分の座る席に以前は誰が座っていたか、この後は誰が座るのか。などが分からないため、少し不安に感じるときもあります。そのため座席に座る前と荷物を片付けるときには、念のため除菌のウエットシートでデスクとイスを拭き掃除するようにしています。

来客対応についても、私の部署ではお取引先様との定期的な打ち合わせを行っていますが、現在はほとんどをオンライン会議の打ち合わせに切り替えています。

これまで2013年から行ってきた働き方改革の取り組みによって、現在の新型コロナ影響下でも社員の安全を保ちながら選択可能な働き方・働く職場を提供し、通常業務を継続できているのだと感じています。

営業部門では実機を使用したデモンストレーションや、新型コロナ影響下で変化した働き方やコニカミノルタジャパンの取り組みを実際に見ていただくためにオフィスツアーのご案内を継続しています。

コニカミノルタジャパンの自社実践活動を知っていただくことでお客様の働き方改革の取り組みに少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

より詳しい内容やお問い合わせは弊社営業担当までご連絡ください。



バックナンバー

第13回 職場の環境改革!オフィスでの感染予防対策 
第12回 オフィスが変わる!捨てるきっかけ作りのコツ
第11回 まとめることで効率UP!?コスト見える化のススメ
第10回 スペース圧迫を防ぐ!コニカミノルタの収納アイデア
 第9回 仕組みづくりがカギとなる!フリーアドレス成功の秘訣
 第8回 オフィスのファミレス席って?スムーズな会議の目指し方
 第7回 小さな工夫で大きく生まれ変わる社内コミュニケーション
 第6回 働き方改革推進で課題となる請求書業務省力化の第一歩
 第5回 スキャンして電子化完了ではない!電子データの検索性を保つコツ
 第4回 ペーパーレスは目指さない!紙文書を増やさない仕組みづくりのポイント
 第3回 サテライトオフィスって?今あるオフィスを活かした効率化のススメ!
 第2回 現場を巻き込み効果を実感させるためのテレワーク導入
 第1回 導入するだけでは効果が出ない!フレックスタイム導入のPOINT 

 
〈参考〉

ニカミノルタジャパン働き方改革の歩み
 
2014年08月 本社ビル移転 同時に
   1.全国事業所無線LAN統一化
   2.全国事業所デジタルサイネージ配信配備開始
   3.本社ビルフリーアドレス化開始
   4.本社ビル「一億総活躍社会に向けた活動」Liveオフィスショールームツアー開始
2015年04月 全社外勤者 スーパーフレックス導入
2016年06月 全社全社員 スーパーフレックス導入
2016年07月 全社 テレワーク推進パイロット開始
2016年08月 全社 保管文書ゼロ化 スタート(富士山の1.2倍の保管文書削減へ・・・)
2016年10月 全社 Outlook入力ルール運用開始
2017年01月 4省庁が推薦する テレワーク推進賞 奨励賞受賞
2017年02月 テレワーク情報機器部門全社員本格対応

2017年12月 働き方改革情報をお届けするメールマガジン スタート
2018年05月 全社 メール運用の基本ルール開始
2018年06月 いいじかん設計への取組み開始
2019年11月 東京都の「スムースビズ推進大賞 推進賞」を受賞
2020年01月 第20回テレワーク推進賞「優秀賞」を受賞

 

コラム執筆者
コニカミノルタジャパン株式会社
ECクラウドグループ
CHINA