ピンクリボン運動とは
乳がんについての正しい知識を多くの人に知って頂き、乳がん検診の早期受診を推進することで、その結果乳がんから引き起こされる悲しみから一人でも多くの人を守る世界規模の活動です。
始まりは1980年代のアメリカで、乳がんで亡くなられた患者さんのご家族が“このような悲劇が繰り返されないように”との願いを込めて作ったリボンです。乳がん患者が増えつつあったので乳がんの啓発運動となり、行政・市民団体・企業などが乳がんの早期発見を啓発するためのイベントを展開したり、ピンクリボンをあしらった商品を頒布して、その売り上げの一部を財団や研究団体に寄附するなど、積極的に取り組み、市民や政府の意識をかえ、1993年にナショナル・マンモグラフィーデー(10月第3週の金曜日)が制定されました。
1990年代から欧米を通じて急速な広がりを見せ、乳がんの早期発見の手段と重要性を国中に広げるための活動が、政府・関係学会・市民団体・企業が提携、協力し大きく広がっています。
日本では、乳がん発症の割合は14人に1人、乳がんで死亡する女性の数は年間1万人強とされ、この運動への協力が広まっています。

























