
ランサムウェア(Ransomware)とは、マルウェアの一種で、感染したコンピュータはシステムへのアクセスを制限されてしまいます。
被害者は、この制限を解除するという条件に、ランサムransom(身代金)を支払うよう要求されることからこの名称になっています。
数種類のランサムウェアは、システムのハードディスクドライブを暗号化してしまったり、また他の幾種類かは単純にシステムを使用不能にしてしまいます。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2017」では、前年比の9.3倍と急増した「ランサムウェア」が第2位とされ、確かな対策を迫られています。


最低限必要な対策です。総合セキュリティソフトを導入し、パソコンとネットワーク、またWebの出入口を、多層で防御するべきです。
対策ソフトをインストールしただけで安心せずに、最新の脅威・脆弱性に対応できるようソフトをアップデートするようにしましょう。


PCのシステムが破壊されるわけではないので、PCを初期化すれば再び使えるようになりますが、PC内部のデータは全て消去されてしまうので、バックアップを取っておく必要があります。バックアップ頻度を上げ、バックアップを常に最新の状態にしておくことが重要です。

感染経路として最も多いのは、人による不正サイトへのアクセスや、標的型攻撃メールの開封などです。PC使用者に対して、ランサムウェアの脅威や対策についてしっかり教育することが望まれます。

ランサムウェアに感染したPCは、ネットワーク上の共有フォルダのファイルを暗号化してしまいます。共有フォルダでの編集・書き込み権限がなければ暗号化はできないので、アクセス権限の設定で被害を最小限にとどめることができます。

誰が感染するかわからない今、作成したファイルにパスワードを設定しておくことも対策の一つです。ファイルのやりとりにパスワードを連絡するので面倒ですが、これは様々なセキュリティの脅威に有効です。